ひょんなことから、中国からやってきた人と友人になり、
また彼女が友人を連れてきて、やってきた彼はおもむろにカバンからカフェのテーブルに茶器と茶葉を取り出して、
お茶を飲みましょうと言ったのだ。
熱いお湯をくださいとも。
雲南・昆明からやってきたフェイランさんが淹れてくれたプーアール茶はとってもあっさりとした美しいお茶でした。
お茶のおかげか、(片言の日本語ながら)話が弾んで中国茶の会をしようということになりました。
同時に、シャンシャンさんの絵も展示しています。
ぜひお越しください。
『雲南プーアール茶会&陳珊珊・絵の展示会』
2025年10月25日、26日
秋の二日間、中国茶、茶器の販売とお茶会を催します。
雲南省の昆明市から来られている呉斐然さんが案内役となり、奥深い中国茶、雲南プーアール茶の世界をご紹介します。
プーアール茶は中国・雲南の高地で生産される自然発酵茶であり、
伝統的な工芸と熟成方法によってそれぞれ異なる香りや風味、健康効果を持っています。
千年以上の歴史を持つプーアール茶は「薬茶」として利用され重宝されてきました。
今回販売するお茶は雲南古茶山で育てられる樹齢200年以上の古樹茶を原料とし、無農薬 ・無化学肥料を徹底したものです。
併せて陳珊珊さんの絵の展示会も行います。
「雪、月、桜花、流れる雲――
いずれも留めることができないからこそ、いっそう尊く輝く。
無常だからこそ美しく、一瞬こそが永遠。私の作品には壮大なテーマはありません。
多くの場合、「木々の間の光が美しかった」「この猫は少しおかしな顔をしていた」
「海辺で初めて拾った大きな貝殻」など、ただそれだけのことです。
あるのは日常や時のかけら、私の好奇心や感情です。
すべてはやがて消えていきますが、最も真実の出来事は、往々にしてふとした小さなことに宿っています。
これらの絵は、私が世界と出会った痕跡です。
いま、パンとお茶の香りに包まれながら、ここで皆さんと出会い、私たちのひとときを編んでいきたいと思います。」
日時 2025年10月25日、26日 11時〜17時
場所 ameen's ovenカフェ
プーアール茶、茶器の販売&絵の展示
※茶会は両日とも午後三時から。
おひとり 3,000円 要予約
ご予約・お問い合わせは下記まで。
0798-70-8485
yumyum@ameensoven.com
呉斐然(ゴ ヒゼン)
中国雲南省生まれ。
オーストラリアRMIT大学でファッションマーケティングを専攻し学士号を取得。
その後イタリア・POLIMODAにてファッションブランドマネジメント修士号を修める。
留学中、日々茶とともに過ごし、中国茶を急須で繰り返し淹れる中で、陶磁器の触感と表現力に 深い関心を抱くようになる。
帰国後は江蘇省、山西省、江西省など各地で匠人に師事し、伝統的な陶芸技法を研鑽。 2022年、雲南に自身の工房を設立。
作品は海外での経験や見聞を基盤とし、民藝・自然・ 禅への理解を重ね合わせながら、陶磁器が日常生活と精神世界に果たし得る意味を探求し ている。
現在は京都を拠点に、制作と実践を続けている。
陳珊珊(チン シャンシャン)
中国湖南生まれ。イタリア・フィレンツェ美術学院に学び、現在は京都で生活し、 創作を続けています。
雪、月、桜花、流れる雲――
いずれも留めることができないからこそ、いっそう尊く輝く。
無常だからこそ美しく、一瞬こそが永遠。私の作品には壮大なテーマはありません。
多くの場合、「木々の間の光が美しかった」「この猫は少しおかしな顔をしていた」 「海辺で初めて拾った大きな貝殻」など、ただそれだけのことです。 あるのは日常や時のかけら、私の好奇心や感情です。
すべてはやがて消えていきますが、最も真実の出来事は、往々にしてふとした小さなことに宿っています。
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